住友金属鉱山株式会社 奨学生支援プログラム成果報告会に参加
8月4日(月)、住友金属鉱山株式会社 本社(東京都港区)にて「JEES・住友金属鉱山地域貢献奨学金 奨学生支援プログラム 成果報告会」が開催され、当研究所所長(多摩大学経営情報学部 教授)の松本が参加しました。
当研究所は2023年度より、同社と地域社会貢献分野で共同研究を継続しており、本プログラムは同社の「重要課題とありたい姿 重要課題 5.地域社会との共存共栄」中の「地域の次世代育成への貢献」に該当する取組で、「地域貢献活動に意欲がある学生を支援する」ことを目的としています。
松本所長は2024年6月17日に開催された「深掘る」プログラムにおいても社会課題解決のパーパス(目的)を考えるための講義を担当。今回の成果報告会は、それから約1年半にわたり奨学生の皆さまがそれぞれの地域で実践してきた「かかわる」活動の成果を発表する機会となりました。

当日は第1期の奨学生18名が参加。それぞれのかかわった活動について「健康・食」「医療・福祉・スポーツ」「地域活性化・コミュニティつくり」「都市開発・環境」「文化・伝統・継承」の5分野に分けて発表しました。パーパスに加え、自分の起こしたアクションがコミュニティや地域の未来へどうつながるか等の視点からも、具体的な報告がなされました。
後半は、発表を受けての全体フィードバックと座談会が行われ、松本所長、本プログラムの支援を行っている地域貢献経験者(サポーター)と奨学生が車座になりながら、共感した点やさらに深く聞いてみたい内容について意見を交わしました。

続くグループディスカッションでは、2つのグループに分かれ、プログラムを通じて得た学びや、未来のチャレンジにどうつなげていくかを話し合い、「主体性を持って行動する」「原動力となる地域への愛着を持ち続ける」といったキーワードを導き出しました。
最後に松本所長より総括のコメント。同社が掲げるメッセージ「ずっとやるんだ」に触れながら、「これからもそれぞれの地域での貢献活動を、細くとも長期的な視野を持って継続してほしい」と奨学生たちにエールを送りました。
当研究所は今後も、住友金属鉱山株式会社の地域貢献活動を支援してまいります。