多摩シンカ2025「未来予測から広域連携を考える」第4回を開催しました

多摩大学総合研究所

10月29日(水)、多摩シンカ2025「未来予測から広域連携を考える」の第4回を開催しました。

多摩シンカは、地域の未来予測から広域連携を考える、多摩地域の自治体、民間企業向け政策立案プログラムです。2023年度、2024年度にわたり公益財団法人東京市町村自治調査会と共催で同様の調査、研修を開催し、皆様からの満足度が非常に高かったことから、今年度からは当研究所が主催、公益財団法人東京市町村自治調査会から後援をいただき開催しています。

オープニングの様子

今回のテーマは「未来予測×広域連携の実践②」。まずは、前回終了時に決まったテーマ内容の振り返りと、その後に各自が調べたデータや情報の共有をグループで行いました。

グループワークの様子(Aグループ)
グループワークの様子(Dグループ)

続いて、当研究所 松本所長(多摩大学経営情報学部 教授)による「シナリオ・プランニングとは?」の講義を受けた後は、グループワークに移行。前半ではシナリオ作成に関わる主要な関係者を特定するステークホルダー相関図を、またそれを整理したのち、後半では「変化の分類」の作成に取り掛かりました。

今回はほとんどがグループワークで広域連携事業テーマを深掘りする時間となり、適宜松本所長と当研究所 中西客員研究員がグループの輪に入り、リフレーミングの示唆やシナリオドライバーのヒント等をアドバイスしました。

適宜松本所長、中西客員研究員が入りフォローを実施
変化の構造の整理(Dグループ)

今回を通じ、多少の進捗の違いはあるものの、各グループでの具体的なテーマがほぼ形になりました。参加者からは、「リフレーミングのアドバイスから異なる観点でテーマを捉えることができた」「実現可能性だけでなく面白さにも注目し、ワクワクする事業案を考えていきたい」「広域から集まるメンバーでディスカッションすることで新しい視点が手に入った」等の感想をいただきました。

12月1日(月)に開催する第5回も、引き続き各グループでのワークショップや議論を通じて具体的な事業案の作成を進めていきます。また、成果発表会は2026年1月20日(火)に開催いたします。

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