青梅羽村企業連携社会貢献プロジェクト(OHSC) 第3回全体会を開催

4月25日、当研究所が協力する「青梅羽村企業連携社会貢献プロジェクト(OHSC)」の第3回全体会が開催されました。
本プロジェクトは、住友金属鉱山株式会社様と当研究所の共同研究「立地地域の貢献度調査モデルケース試行」の一環として2023年1月から開催。現在は青梅市社会福祉協議会が事務局を務め、青梅、羽村両市の企業、市役所、社会福祉協議会が参画し、官民連携、産福連携を通じて広域地域での社会貢献を目指す、全国でも類を見ないプロジェクトです。
今回は11月22日に続く3回目の全体会で、企業3社から6名、福祉作業所の3団体7名、青梅市、羽村市から5名、青梅市、羽村市社会福祉協議会から5名、大学から2名の総勢25名での開催となりました。今回は羽村市の福祉作業所「スマイル工房」より2名の利用者の方も参加していただきました。
当日は、最初に今回会場をご提供いただいた日野グローバルロジスティクス株式会社 事業管理部 人事総務グループの吉田佑介グループ長より、続いて青梅市社会福祉協議会の齋藤剛一事務局長よりご挨拶をいただいた後、OHSCのアドバイザーである長島剛 当研究所副所長(多摩大学経営情報学部 教授)から、本日までのOHSC活動の振り返りと共有を説明いたしました。



次に、事務局の青梅市社会福祉協議会より今年度の事業案を説明。福祉作業所の商品販売を企業内でより浸透させるためのポスターの作成や、作業所と企業の相互理解を深めるための見学についての提案がありました。

続いては、この提案を実現するためのグループワークを長島副所長のファシリテートで開催。「福祉作業所の課題、ニーズの解決」「OHSC活動の社内浸透への工夫」の2つのテーマについて参加者にディスカッションしていただきました。スマイル工房から参加していただいた利用者の方の活動についての感想もいただきながら、地域活動への参加や、企業内周知方法の工夫など、沢山のアイデアが集まりました。


今後の活動については、今回のワークの結果を踏まえ、実行委員会で具体的な案に落とし込んでいく予定です。

当研究所は引き続き、同プロジェクトを支援していきます。