多摩シンカ2025「未来予測から広域連携を考える」第5回を開催しました

多摩大学総合研究所

12月1日(月)、多摩シンカ2025「未来予測から広域連携を考える」の第5回を開催しました。

多摩シンカは、地域の未来予測から広域連携を考える、多摩地域の自治体、民間企業向け政策立案プログラムです。2023年度、2024年度にわたり公益財団法人東京市町村自治調査会と共催で同様の調査、研修を開催し、皆様からの満足度が非常に高かったことから、今年度からは当研究所が主催、公益財団法人東京市町村自治調査会から後援をいただき開催しています。

今回のテーマは「未来予測×広域連携の実践③」。当研究所 松本所長(多摩大学経営情報学部 教授)によるオープニングとウォーミングアップの後は、当研究所 中西客員研究員によるロジックモデルの講義からスタート。

ウォーミングアップの様子

広域連携施策を立案していく中で重要なインプットから最終アウトカムまでの論理的連関や、KGIとKPIの違いと役割等について学びました。

続いて松本所長から宅急便を例とした「顧客」や「商品」にフォーカスしたマーケティングに関する講義の後は、各グループに分かれて広域連携施策の詰めを実施。1月20日の成果発表会に向け対面で集まるのは本日で最後のため、各グループとも真剣に議論を進めました。

昼休憩前に一度現在までの施策案を全体で共有しあった後、午後は引き続き成果発表会での内容を踏まえた発表案作りに移行。適宜松本所長と中西客員研究員がグループに入り、内容のブラッシュアップをサポートしました。

施策案の全体共有
松本副所長がグループに入りサポート
ロジックモデル立案をサポートする中西客員研究員

参加者からは、「ロジックモデルやKGI、KPIの視点を考えながら論理的に説明できるよう施策案の検討を進めたい」「事業の対象を絞り込むことで施策案の完成度を高め、楽しみながらグループワークを進めることができた」「普段因果関係をそこまで深く考えることはできていなかったので日常業務でも活かしていきたい」等の感想がありました。

次回はいよいよ成果発表会で、1月20日(火)に立川で開催します。また、成果発表会までの間は希望するグループに適宜オンラインでサポートを行う伴走期間を設け、各グループへのサポートを続けます。

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