OHSCにて住友金属鉱山株式会社青梅事業所の販売を取材

6月27日(金)、青梅羽村企業連携社会貢献プロジェクト(OHSC)活動の一環として、住友金属鉱山株式会社青梅事業所において月例の販売会が開催されました。当日の販売の様子を、OHSC事務局の青梅市社会福祉協議会と取材させていただきました。
青梅羽村企業連携社会貢献プロジェクト(OHSC)は、住友金属鉱山株式会社様と当研究所の共同研究「立地地域の貢献度調査モデルケース試行」の一環として2023年1月から活動。現在は青梅市社会福祉協議会が事務局を務め、青梅、羽村両市の企業、市役所、社会福祉協議会が参画し、官民連携、産福連携を通じて広域地域での社会貢献を目指す、全国でも類を見ないプロジェクトです。
同事業所での販売は、総務部総務グループと、社会貢献推進委員会の皆さんがご担当。社会貢献推進委員会は事業所内の有志が集まり、同社の「2030年のありたい姿」として掲げている重要課題のひとつ「地域社会との共存共栄」についての取り組みを事業所ベース内で推進するタスクフォースです。同委員会は昨年度、当研究所が支援させていただき事業所独自のビジョン「OME VISION」を策定するなどの活動を続けています。
当日の販売では、青梅市の就労継続支援B型事業所「かすみの里」のシフォンケーキなど、焼き菓子を130個販売。事前に作業所から搬入され所内の冷蔵庫で保管していた商品を、総務グループの方が手際よく陳列し、定時後の17:15から販売を開始しました。

販売場所は従業員の皆様が駐車場に向かうルート上で、直後からお買い求めになる方の列ができました。何人かの方にお話を聞いてみると、「毎回楽しみにしている」「今日は新しい味のケーキがあるのでそちらも買っていきます」などと、リピーターの方も多いようでした。

販売は社会貢献推進委員会のメンバーも加わり、お知り合いに声を掛けるなど和やかな雰囲気で進み、開始後20分足らずで完売。あっという間の時間でしたが、販売の時間は職場を離れた従業員の方のコミュニケーションの場ともなっているようでした。
同事業所では、今回のかすみの里に加え、羽村市のスマイル工房の商品を隔月で販売しています。またOHSCでは、今年度は参画企業の皆様をお連れした作業所訪問や、プロジェクト共通のポスター作成等を計画しています。
引き続き、当研究所ではOHSC活動を支援してまいります。