青梅羽村企業連携社会貢献プロジェクト(OHSC)情報交換会を開催

多摩大学総合研究所

4月22日、本研究所が共同研究している住友金属鉱山株式会社青梅事業所が中心となる「青梅羽村企業連携社会貢献プロジェクト(OHSC)」の情報交換会が開催されました。

本プロジェクトは、共同研究「立地地域の貢献度調査モデルケース試行」の一環として2023年1月から開催。同社の他、立地地域の青梅市、羽村市の市役所と社会福祉協議会が参画し、企業、自治体、社会福祉協議会、そして大学が協力しつつ、市域を超えた地域貢献を目的としたものです。

数回の会合を重ね、本学長島教授の提案で地域の福祉作業所であるかすみの里(青梅市)スマイル工房(羽村市)の製造するパン、クッキーやシフォンケーキの同社での販売を2023年7月からスタート。手軽に始めることができ、近隣企業とのゆるやかな連携にも非常に有効だと感じられた同社から工業団地内など近隣の企業へ精力的にお声がけした結果、賛同した4社がプロジェクトへ参画。複数の企業と自治体が越境し協力するプロジェクトとなりました。

今回はプロジェクトに参画する青梅市役所、羽村市役所、青梅市社会福祉協議会、羽村市社会福祉協議会、武州工業株式会社有限会社ベスト青梅日野グローバルロジスティクス株式会社太陽誘電モバイルテクノロジー株式会社に加え、かすみの里、スマイル工房のご担当者が一堂に会し、お互いの顔合わせをすると共に、作業所のご担当者にお話いただき、プロジェクトに参加してのご感想と、今後に望むこと等を伺いました。

ご担当者からは販売機会が増えたことを喜んでいただく一方、今後は長期的なお付き合いを通じて作業者の方の工賃を上げていきたい、等のご希望をあらためて共有することができました。

また会場では作業所のシフォンケーキやクッキーも販売。売れ筋商品もご担当者から紹介していただき、終了後には早速、購入する方の列ができていました。

当研究所は引き続き、同社の地域貢献活動を支援していきます。

長島教授によるこれまでの経緯説明
商品販売に列を作る参加者の皆様
終了後の記念撮影
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