多摩シンカ「未来予測から広域連携を考える」
多摩大学総合研究所
多摩大学総合研究所
6月25日、「第2回 多摩シンカ『未来予測から広域連携を考える』」を開催しました。
まず、長島剛 多摩大学総合研究所副所長から2023年度に実施した「2023CITフォーラム~未来をつくる広域連携を考える~」での「郊外都市の広域連携のフィールドワーク実施報告や事例紹介」が行われ、前向きな危機感を共有し「広域連携」のビジョンを広めていくことの重要性などが語られました。
続いて、東京都 総務局行政部 多摩振興担当 大道課長より東京都の取り組みやさまざまな連携事業の事例を交えた「多摩地域の広域連携」の講義をしていただきました。
その後、松本祐一 多摩大学総合研究所所長から「未来予測×広域連携の手法」について、西多摩5市町村を事例に未来予測の具体的な方法のレクチャーが行われました。
前回同様、自治体職員と民間企業の方が4~6名ずつ5チームに分かれ、地図やデータを活用しながら「ワークショップ」を実施し、各チームでテーマの検討を進めていきました。
また、第3回目よりデータの活用方法のサポート役を務める関東経済産業局 RESAS調査員と多摩大学総合研究所客員研究員も参加し、次回に向けてデータアドバイスや関係づくりも行いました。
最後にワークショップでの検討内容を全体で共有して第2回は終了しました。
第3回は7月8日(月)に開催します。
【本プログラムについて】
地域の未来予測や多様な広域連携の必要性を更に広げ、発展させていくことを目的とした企画です(「地域の未来予測」については総務省のこちらのサイトをご覧ください)。今年11月15日の成果発表会に向け、全4回のプログラムを通じ、チームで地域の未来予測を分析しながら広域連携事業の考案等を進めていきます。