「社会課題から始めるWell-beingなまちづくり研究会」第2回勉強会を開催

多摩大学総合研究所

10月6日、当研究所が公益社団法人日本フィランソロピー協会と協力し開催する、多摩地域での産官学連携プロジェクト「社会課題から始めるWell-beingなまちづくり研究会」の第2回勉強会を武蔵野市のかたらいの道市民スペースで開催しました。研究会については、こちらのページをご覧ください。

当日は自治体からの勉強会参加者に加え、今後の企業向け勉強会に参加する企業人も多数参加。前半は勉強会参加者グループから、来年2月20日に発表するそれぞれの自治体の課題解決についての中間発表を行いました。子育て、孤立防止、多世代交流など、グループで着眼したそれぞれのテーマを統計データに基づく分析から仮説を立て、具体的な解決案を示しました。

後半はゲスト講師による講演として、株式会社TISの多田功様から「デジタルネイティブが参加しやすいまちづくり」と題して兵庫県加古川市のスマートシティ推進事例について、また日本電気株式会社の大喜恒甫様から「自治体✕高校生✕企業による地域課題解決と価値共創」と題した事例紹介が行われました。

多田様からは加古川市で実装した地域への見守りカメラ導入や、市民からの政策提案掲示板サービス「decidim」について、大喜様からはNECプロボノ倶楽部の活動や、プロボノ倶楽部が加古川東高校の課題解決に協力した、放課後プロフェッショナルプロジェクト等についてお話をいただきました。(参考リンク:NECプロボノイニシアティブ)

次の本研究会の第3回自治体向け勉強会は11月27日に、第1回企業向け勉強会は10月20日にそれぞれ開催予定です。

日本フィランソロピー協会 三宅様による開会挨拶
自治体参加者による中間発表の様子
株式会社TIS 多田功さまによる講演
日本電気株式会社 大喜さまによる講演
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