「自治体若手職員や大学若手研究者が進める共創の芽」を開催

多摩大学総合研究所

2月14日、日本フィランソロピー協会(以下、JPA)様と本大学の共催で、シンポジウム「自治体若手職員や大学若手研究者が進める共創の芽」を開催しました。自治体職員、企業参加者など合計48名の参加がありました。

当日の進行は3部に分かれ、本学長島教授による挨拶に続く第1部では、昨年7月から計4回の勉強会を重ねてきた多摩地域7市町の11名の職員による課題発表をJPA三宅様の進行で実施。

第2部では本学久保田准教授の進行で当大学若手教員による研究発表を、続く第3部はJPA三宅様のファシリテーションによるグループワークを、15名の参加をいただいた多摩地域の大手企業・事業所の皆さんも交えて実施しました。

7市町(八王子、立川、東村山、昭島、国分寺、西東京、瑞穂)からの課題発表は、高齢者、福祉、空き家対策、防災、環境、農業・観光振興とそれぞれの地域の課題に加え、今回の勉強会で学んだ「越境」をキーワードに、若手職員独自のみずみずしい視点から提案がありました。

参加した企業や研究者の方々からは、それぞれ独自の視点から発表への気づきや質疑応答が発せられ、自治体職員達も新たな課題への切り口への発見があったようでした。

今年度の勉強会の取り組みはこれで一旦終了しますが、本学松本教授による閉会挨拶で、「今日発表して終わりにすることなく、次に何をするかのネクストステップを考え、実際に行動してほしい」と言葉が投げかけられ、終了後の交流会でも職員の皆さんは企業の方々とつながりを広げていました。

職員の発表に質問する企業参加の方
シンポジウム終了後、全員で記念撮影
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