NGP企業フィールドワークにてタマチ工業西富士工場(静岡県富士宮市)を見学

多摩大学総合研究所

10月24日、次世代事業開発人材育成プログラム(NGP)の企業フィールドワークとして、タマチ工業株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:米内淨氏) 西富士工場を訪問しました。

同社のルーツは110年前の1912年にさかのぼります。戦前からのトラック、小型乗用車の生産や、自動車レースで勇名を馳せるなどの活躍の歴史を経て、現在はモータースポーツで使用する高い精度と耐久性が求められるような各種自動車部品の試作と製造を強みにしています。また医療機器製造など、自動車分野に依存しない事業領域へもチャレンジしています。

今回は米内社長による挨拶とNGP参加者からの事業紹介の後、工場見学を実施。同社の多くの技術設備をNGP参加者の説明を受けながら見学しました。見学後は米内社長も参加したディスカッションタイムとなり、地域や業態の異なるそれぞれの参加者との意見交換を行いました。

今回も含め、今月実施した3回の企業見学を通じ、各参加者は自社の姿を他社を通じて客観的に捉える俯瞰力、新規事業のヒントを得る構想力、そして自社の見学を段取りし進めるプロデュース力の3つの力をそれぞれが得られたようでした。

次回のNGPは、10月28日に対面で実施します。

工場内見学の様子
米内社長と参加者のディスカッションの様子
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