第2回多摩探求学習研究会を開催

多摩大学総合研究所

2025年2月6日、本学にて第2回多摩探求学習研究会を開催しました。

この研究会には高等学校の先生方や本学の教員が参加し、高校と大学が連携しながら高等学校の探究学習事例や、本学の進める高大連携の取組みを紹介、交流を深めることで、探究学習の知見を深めることを目的としています。

本研究会の協賛企業として住友金属鉱山株式会社にご協力をいただいています。

同社は長期ビジョン「2030年のありたい姿」中の重要課題「地域社会との共存共栄」において、当研究所と協働し「青梅羽村企業連携社会貢献プロジェクト(OHSC)」等を進めています。同社と当研究所の取組については、こちらをご覧ください。

また同社の寄付をもとに、公益財団法人日本国際教育支援協会(JEES)内に「JEES・住友金属鉱山 地域貢献奨学金」を2023年度に設立するなど、日本だけでなく世界中で地域貢献活動を展開中です。

当日は、主催者挨拶として本学経営情報学部長 小林英夫からの挨拶ののち、同社コーポレートコミュニケーション部門 総務部 地域社会貢献担当マネージャーの東海林敦様から、協賛企業としてのご挨拶をいただきました。

住友金属鉱山株式会社 コーポレートコミュニケーション部門 総務部 地域社会貢献担当マネージャー 東海林敦様からのご挨拶

研究会では、3つの都立高等学校からの事例発表があり、都立山崎高校進路指導部主任 阪田紫帆里様からは都内で4番目にユネスコスクールとして認定された同校の取組みを、続いて都立若葉総合高校キャリア教育部主任 赤澤愛様からは、総合学科を持つ同校の探究活動のサイクル作りや試行錯誤について、そして最後に都立第五商業高校進路指導部主任 岡本玲様からは、地域の民間企業や団体と連携した地域探求や多文化共生探求の取組み等についてそれぞれ発表いただきました。

都立山崎高校 進路指導部主任 阪田紫帆里様からの事例発表
都立若葉総合高校 キャリア教育部主任 赤澤愛様からの事例発表
都立第五商業高校 進路指導部主任 岡本玲様からの事例発表

事例紹介の後は、本研究所松本所長が参加し、本学杵渕准教授がファシリテーターを務めるパネルディスカッションを開催。参加者全員によるグループワークを経て、本研究所長島副所長からのまとめとこれからの高大連携についての総評をもって閉会となりました。

パネルディスカッションの様子
長島副所長からの総評

引き続き、当研究所は住友金属鉱山株式会社様の「地域社会との共存共栄」の取組に協力してまいります。
また、本研究会のここまでの取組みをまとめた「高校生のための探究学習事例集」はこちらからダウンロードいただけます。

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