第1回 多摩シンカ「未来予測から広域連携を考える」を開催
5月31日、地域の未来予測や多様な広域連携の必要性を更に広げ、発展させていくことを目的として企画した「第1回 多摩シンカ『未来予測から広域連携を考える』」を開催しました。
本プログラムは、公益財団法人東京市町村自治調査会(以下「調査会」)と多摩大学総合研究所が共催し、多摩・島しょ地域の自治体職員と民間企業の方が参加して実施しています。今年11月15日の成果発表会に向け、全4回のプログラムを通じ、チームで地域の未来予測を分析しながら広域連携事業の考案等を進める予定です。
今回は、前半を講義、後半にチームビルディングをするためのワークショップ等を行いました。調査会 松尾尚之企画調査部長からの開会挨拶の後、総務省自治行政局市町村課 深津亮介係長より「地域の未来予測」の講義をしていただきました。「地域の未来予測」については総務省のこちらのサイトをご覧ください。
続いて、小田急電鉄株式会社経営戦略部 石川敦巳課長より「境界を超える連携」として、同社の進める地域経済圏発想などについて、講義をしていただきました。
今回は総勢29名の自治体職員と民間企業の方が参加しており、5つのチームに分かれて広域連携事業の考案を進めていきます。
後半はチームビルディングとして自己紹介やアイスブレイクをした後、松本祐一 多摩大学総合研究所所長から「広域連携の現状」の講義を行いました。昨年度実施した「2023CITフォーラム~未来をつくる広域連携を考える~」で報告した多摩・島しょ地域の広域連携の現状について共有した後は、ワークショップを通じて今後扱うテーマをチームメンバーで対話をしながら、進めていきました。
チームによる対話、各自の振り返りの後、長島剛 多摩大学総合研究所副所長からの本日の総括を以て、第1回は終了しました。
第2回は6月25日(火)に開催します。