第6期奥多摩町長期総合計画の策定をプロデュースしました
多摩大学総合研究所
2025年3月、当研究所が計画策定アドバイザーとして加わり、当研究所 松本所長(多摩大学経営情報学部 教授)以下3名のメンバーが策定に協力してきた奥多摩町 第6期奥多摩町長期総合計画が完成しました。

第6期奥多摩町長期総合計画の詳細はこちらからご覧ください。
本計画では、八王子市産業イノベーションプランの策定で培ったノウハウを活かしました。住民アンケートや地区別ワークショップを通じて住民のご意見を直接伺い、また町役場の若手職員10名によるワーキンググループが計画の文言から一つひとつ作り上げたことが大きな特徴です。
具体的には、当研究所がプロデュースし、2024年1月〜2月に開催した町内3箇所での第1弾住民参加ワークショップを通じ、「活性化」「持続化」「効率化」の3つの分野を計画におけるキーワードとして決定。ワーキンググループをこれらの3つに分け、具体的な計画内容に落とし込んでいきました。

そうして作り上げた素案に、2024年7月に開催した住民参加ワークショップにおいて住民の皆様からのご意見や視点を更に追加。パブリックコメントの募集を経て、住民と職員の協創で作り上げた計画の策定に至りました。
また、住民の皆様に手にとって読んでいただけるようなデザインも重要。地域住民、役場、当研究所、地元のデザイン会社の女性たちによるデザインチームを別途編成し、奥多摩の緑をモチーフにした、シンプルで斬新なデザインの計画書を作り上げました。

計画策定は2024年度で終了しましたが、実行と評価はこれからが本番です。当研究所は2025年度も引き続き、評価システムづくりや研修、住民参加を促す「読書会」などを通じて、本計画の推進をサポートしていきます。